育児:夫が産後の1ヶ月を自宅で過ごす効果的な1日の流れ

育児は、新しく覚えなければならないことがたくさんあります。

育児は、次から次にやらなければならないことがやってきます。

育児は、突発的な対応が次々と起こります。

 

その結果、妻も私もどんどん疲弊していきました。

 

なので、私は、妻も私も睡眠時間を確保でき、突発対応にも対応できるようにするには、どうすれば良いかを考えました。作業工程を分解し、スケジュールを組み替え続け、試行錯誤を重ねました。

 

そして、1ヶ月検診の直前にようやく、効果的な1日の流れをチェックリスト化しました。

 

このリストをiPhoneに登録しこのリストに基づいて行動することで、妻の「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ。」でイライラすることは少なくなり、私の自由時間は増え読書したり音楽を楽しんだりできるようになりました。

 

それが下記です。

 

今の日本社会では、まだまだ少ないと思いますが、男性の育児休暇などで、産後1ヶ月、夫が自宅で過ごす際の参考になれば、と思い私のスケジュール及びチェックリストを公開します。

 

あくまでも、私の場合の例です。

ご参考まで。

 

【産後の1ヶ月を自宅で過ごす夫の効果的な1日の流れ(例)】

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・起床

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・歯を磨く

・顔を洗う

・着替える

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・洗濯物をまわす

・(前日、3度目の洗濯物を風呂場に干したまま寝た場合、取り込みたたむ)

・(2日に1度は、リビングの床以外の埃を取る)

・リビングの床の埃を取る

・夜中に使った哺乳瓶を洗う

・ミルク作りに使うポッドのお湯を入れ替える

・夜中に減った分の空気清浄器の水を入れる

・妻が眠りたい時にすぐ眠るためのベッドメイキング

・洗濯物が出来上がったら干す

・朝食の準備をする

・(バッファ※このタイミングで妻と子供が起床する)

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・朝食を食べる

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・朝食の片づけ

・(バッファ)

・沐浴準備

・沐浴

・沐浴後の片づけ

・昼食の準備

・干した洗濯物が乾いたらたたむ

・(バッファ)

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・昼食を食べる

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・昼食の片づけ

・子供の洗濯物洗い

・昼間に使った哺乳瓶を洗う

・(2日に1度は、寝室の床以外の埃を取る)

・寝室の床の埃を取る

・(必要であれば、ゴミ出す)

・(必要であれば、スーパーに消耗品や食材の買い出し)

・子供の洗濯物が出来上がったら干す

・風呂

・夕食準備

・(バッファ)

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・夕食を食べる

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・夕食片づけ

・干した子供の洗濯物が乾いたらたたむ

・(白ご飯を炊いた場合は、小分けして冷凍する)

・(必要であれば、3回目の洗濯物洗い)

・妻風呂

・(必要であれば、3回目の洗濯物が出来上がったら干す)

・夕方に使った哺乳瓶を洗う

・昼間に減った分の空気清浄器の水を入れ替える

・(バッファ※このタイミングで妻と子供が就寝)

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・就寝

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【前提】

・妻が育児に専念できるように、家事全般は全て私が対応する。

・上記項目に加え、オムツ交換とミルク対応が約7回以上、突発対応として入ってくる。

・無理をせず、自宅の近くに住んでいる妻の両親の力は最大限に借りる。

 

【ポイント】

・妻と子供が起きてくるまでに、朝食の準備を終えること:

1日が始まる前に、1日のやるべきことを終わらせておくことは、非常に気持ちの良い1日を始めることにもつながります。特に、妻が起きた時に、朝食の準備終わっていることは非常に重要です。見たことの無い安堵に満ちた妻の笑顔を見ることができます。

 

・食洗機は機械ではなくパートナー:

食洗機は決して安い買い物ではありませんし、キッチンの場所も取ります。ただし、家事にかける時間が減るだけでなく、洗い物をしなければならないという精神的なストレスから解放されます。更に、副次的な要素ですが、後片付けが面倒くさいから料理をしたくない、と思っていた私みたいな夫が料理をしたい!と思うようになる機会も提供してくれます。食洗機を購入することは、食器を洗ってくれる機械を購入することではなく、夫婦円満な毎日を購入すること、だと思います。

 

・とにかくメモをすること:

オムツを替える時に失敗してシーツやタオル全部を選択しなければならなくなる、沐浴をしているとトイレタイムが始まり緊急対応に慌てる、哺乳瓶のミルクの温度調節がうまくいかず妻に怒られる・・・など、失敗は必ずします。で、育児においては失敗しても良いと思います。大切なのは、失敗したことを繰り返さないように、メモを残し、同じことを言われないようにすることです。育児も仕事と一緒ですね。

 

・バラエティ番組とクラシック番組をテレビで録画しておくこと:

バラエティ番組は、食事中に妻の気分転換のために、クラシック番組は、子供が寝ない時の快眠グッズのために、録画しています。かかる費用は0円で、妻のストレス解消と、子供の安眠に、非常に役立ちます。もちろん、私の好きなNBAの試合の録画をするついでに録画しています。

 

・育児は頑張るのではなく、楽しむこと:

近所のスーパーでスルメイカが半額だったのでバター醤油で炒めてみたらおいしかった、赤ちゃんが眠らない時には自分の好きな歌を1人カラオケして子守唄代わりにしたらいつの間にか眠った、助産師さんに教えてもらった通りに抱っこを練習したらすごく安定した・・・など。育児や家事はやればやるほど上達します。今の私も全然、家事や育児のレベルは低いですが、少なくとも、産前よりはいろいろとできることが増えました。やらなければならないことが多いというスタンスよりも、できることがどんどん増えていくというスタンスで取り組むと、毎日が楽しくなると思います。

 

他にもいろいろとあるのですが、決めた時間までに決めた家事育児タスクをやりきることで、結果的に、妻の笑顔は増え、自分の自由時間は増えるように思います。

 

2016年3月某日