育児:10分間マッサージ

悩んでいました。

いや、悩む、というか、考えていました。

 

「どうすれば、夫として無理なく、妻の育児の負担を軽くすることができるか。」ということについて。

 

平日は仕事をしていて、家事や育児を代わりに全面的にやってあげることは、物理的に難しい。

休日は家事や育児も多少は手伝うけど、必要以上に無理しても続かない。

 

すごい打算的だけど、私の負担が少なく、妻が喜ぶことは無いか。

これまでの社会人生活で、あるべき理想を追求することも大事だが、現実的な運用に耐えうる施策かどうかも大事だということも学んだ。

自己満足でなく妻が喜ぶような「時間対効果/投資対効果」の高いことをできないか。

 

そこで、開発されたのが、「10分間マッサージ」でした。

ようは、「休日は、10分だけ私が妻のマッサージをする」ということです。

 

突然思いついたのですが、結果的に、これは、すごく良い思い付きでした。

 

・育児は疲労がたまりやすいので、マッサージは想像以上に妻が喜んだ。

・休日の10分間くらいなら、めんどくさいけど、夫の自分も続けて良いかな、と思える。

 

そして、何より、

 

・育児の頑張ったことを誰も褒めてくれない妻のストレスを解消してあげられる

・マッサージ中の反応で、妻の状態把握ができる

 

という大きな効果がありました。

 

育児は、仕事と違って一緒にPDCAサイクルをまわす上司がいないため、どんなに頑張っても誰からも評価されないし、顧客である赤ちゃんは言葉を話せないので、誰からも感謝されることもありません。

 

そんな中、夫が妻をマッサージすることは、「頑張ったね。」っていう感謝の表現の1つになるみたいで、体だけでなく心の安らぎにもなるようです。

 

そして、思わぬ効用がもう1つ。

 

・マッサージ中に、妻がいろんな「仕事している間に自宅で起こったこと」を話しはじめると、家事や育児でどんな大変なことがあったか、が分かります。

・マッサージ中に、無言だったり、「あー。」という声しか無い時には、言葉にできないほど、家事や育児に完全に疲れきっていること、が分かります。

 

ちょっとだけめんどくさいけど、妻がすごく喜んでくれて、妻の現状の情報収集にも役立つので、無理の無い範囲で、休日だけは、10分間だけマッサージ、をしてあげようと思います。

 

10分は少ないかな、多いかな。

夫婦の形は、夫婦の数だけあるということで。

 

2016年4月某日

育児:ひいおばあちゃんが自宅に来たこと

平日の日中、同じ千葉県に住んでいる、妻の母方のおばあちゃんが自宅に遊びに来てくれました。

 

つまり、娘にとっては、ひいおばあちゃんになります。

ひいおばあちゃんにとっては、ひ孫に会いにきた、ということになります。

 

スケジュール的に、平日で転職したばかりの私は仕事をしていたので、ひいおばあちゃんに会うことはできなかったのですが、妻から聞いた話では。

 

・予防接種の時に泣いていたのが嘘みたいに、ひいおばあちゃんといる時は、とにかくたくさん娘が笑っていたこと

・ひいおばあちゃんが、ひ孫が生まれたことを本当に喜んでくれていたこと

・ひいおばあちゃんが喜んでくれたことが嬉しくて、妻の母(娘のおばあちゃん)が涙したこと

 

なんというか、産まれてまだ2ヶ月なのに、すごい存在感です。

 

私の父方の祖母はすごく元気ですが、私の母方の祖母は認知症で、数年前から孫の私だけでなく、夫(私の祖父)や娘(私の母)も認識することができなくなってしまいました。

 

2016年3月は、亡くなった父方の祖父の誕生日でした。もうおじいちゃんにプレゼントしても受け取ってもらえないので、代理人として、父にお酒をプレゼントしました。

 

人の命は、有限。

 

恥ずかしいけど、できる範囲で、これからも親孝行ではなく、じじ孝行、ばば孝行、をしていきたいと思います。

 

2016年4月某日。

育児:おなかのピアノ

生後3か月目に突入しました。

 

で、妻が「おなかのピアノ、好きなんだよ。喜ぶんだよ。」と、仕事が終わって帰宅したばかりの私に話しかけてきました。

 

「おなかのピアノ」とは、歌いながら、ピアノを弾くように、赤ちゃんのお腹を両手で指でタンタンとリズミカルに触ってあげることです。

 

「うるさいなー、面倒くさいなー。」と思いながら、しぶしぶ、おなかのピアノをやってみると・・・赤ちゃんが、めちゃくちゃ笑いました。生後3か月目なので、生理的な笑い、から、社会的な笑い、に変化する時期ではありますが、それにしても、笑います。

 

笑顔で、手を動かし、足を動かし、「あー、うー。」と言葉を話します。

 

これまで、泣くか、寝るか、目をあけて黙っているか、の3パターンしかなかった娘が、笑うのです。

 

何というか、感動です。

 

自宅から勤務地が遠いので、平日に長時間、おなかのピアノをやってあげることはできないのですが、今後も休日はできる限り、やってあげようと思います。

 

2016年4月某日

ライフワーク:2016年4月とある週末のヨガ

2016年1月末に、最終出社して、2月に子供が産まれて、4月に転職先に出社するまでの2ヶ月間、妻が私のワガママを聞いてくれたことがあります。

 

それは、

 

「自宅近くのヨガ教室に通うこと」

 

です。

 

これまでも何度か通っていたのですが、ヨガをやりたいなー、と思っても、仕事しながら習慣化していないヨガに週末、通うのはやはり難しく、そもそも行くのが面倒くさくて土曜日の朝、早起きしても二度寝して・・・結局、半年に1度くらいしか行けませんでした。

 

そこで、2ヶ月も仕事をしない、という奇跡的なこの期間に旅行すらできないので、最大のテーマは、「妻と同じだけの育児スキルを身に付けて、妻が働き続ける限り、母乳以外の育児・家事は分担できるようになる」だったのですが、それ以外に2つ。

 

・HRビジネスの諸先輩型の話を聞きに行くこと

・自宅近くのヨガ教室に通うこと

 

HRビジネスの~の話はおいておいて、子供が産まれる予定日の直前・直後は、さすがに行けませんでしたが、最大で週4日間、自宅近くのヨガ教室に通うことができました。

 

で、そこのヨガ教室には、いろんな先生がいるのですが、特に2人、すごく良い先生に会い、ヨガに更に興味を持ちました。

 

1人の先生は、若い女性の平日担当の方。

 

「ヨガは、観察。」だと。あまりハードな動きはなく、坐骨をしっかりと床につけ、自分の一番、楽な姿勢をとり、ゆっくりと呼吸をしながら、今日の体はどうか、いつもと同じか違うのか。今日の心はどうか、いつもと同じか違うのか。ヨガを始める前に、ただただ呼吸をしながら自分と会話する時間が非常に気持ち良くて。私がヨガに興味を持った目的は、ダイエットやシェイプアップ・・・ではなく、めまぐるしい資本主義社会に流されず、自分のペースで自分の気持ちに正直に自分らしく生きていきたい、そのための心と体を整えたい、だったので、すごく気持ちの良い時間で、もっともっとヨガに触れていきたいと思いました。ただ、平日の教室なので、もうあまり参加できないかなー、と。

 

そして、もう1人の先生は、40代の男性の休日担当の方。

 

これまで、何度か参加はしていたのですが、今回、たまたま、本当に、たまたま、ですが、いろんな諸事情が重なり、多い時には、15名弱が参加する土曜日のヨガ教室ですが、奇跡的に、参加者が私しかおらず、マンツーマンで指導を受けることができました。

 

なので、ヨガが始まる前に、いろいろ自己開示しました。

 

・社会人11年目になったこと。

 

・大学を卒業してからの10年間、特に、直近の8年間は、比較的、朝早くから夜遅くまで、自分なりにがむしゃらに働いてきたこと。

・人生はマラソンだということを考えた時に、全力で走ることも大事だが、長い人生をしっかりと走り抜く自己管理も30代では必要だと感じ、ヨガを習慣化したいと思っていること。

 

・運動要素の強いハードなヨガよりも、心を落ち着かせ、心を整えるような、ヨガがやりたい、ということ。

 

すると、ヨガの前後で、いろんな話をしてくれました。

 

・今、ホットヨガなどが流行っており、ダイエット目的にヨガに通って、やせて喜ぶ人もいるが、ヨガを続ける良いところは、本来は心が強くなる、ということ。

・心が強くなる、とは、我慢強くなる、とかそういうことではなく、自分なりの芯ができる、ということ。

・ヨガで自分なりの芯ができると、仕事もうまくいくようになるし、仕事がうまくいくようになると、もっとヨガに取り組むようになり、より自分なりの芯ができ、そうすると、もっと仕事もうまくいくようになる、という相乗効果が起きるようになる、ということ。

・いろんな場所で、ヨガをいろんな人に教えているが、仕事ができる人こそ、ヨガ教室に通い、どんなに多忙でも、ヨガをして心と体を一致させることを習慣化させていること。

・先生自身も、今はヨガを仕事にしているが、10年間、会社で働いており、働き始めた時は、ずっと具合が悪く、病院に行っても、薬を飲んでも、漢方を飲んでも、気功を試しても、何をやっても体がすぐれない時期があったこと。

・たまたま縁があって、ワラにもすがる思いで、ヨガを始めたら、良い先生に巡り合えたこともあるが、週に1度のヨガをするとすごく元気に仕事ができて、ヨガに行かないと体調がすぐれない日々が続き、ヨガが大好きになっていったこと。

 

他にも、いろいろな話をされたのですが、一番、心に残った一言。

 

「ヨガを仕事にする、という気持ちを持った方が良い。」

ということ。

 

これは、ヨガ教室の勧誘でも何でもなく、純粋に、その先生の本音でした。

 

・会社のために、売上を上げることはもちろん大事。会社員を10年やってきた経験からも良く分かる。でも、そのために、体調を壊している人があまりにも多すぎること。

・良い仕事をするには、健康な心と体が大切だということ。

・先生自身は、今後どうなるか分からないが、ヨガをするようになって、少なくとも直近の10年は1度も風邪を引いたことも無いこと。

・ヨガ的生き方を一言で説明するのは、非常に難しいが、ヨガ的生き方ができるようになれば、自分の芯ができ、ブレなくなること。

 

そんな話をしてくれました。

 

そこで、思わず出た私の一言は、

 

「もっと緊急ではない重要なことに時間を使って生きていきたい、と思っている私に、ヨガはやはりぴったりなのではないか、と今の話を聞いて思いました。」

 

という言葉でした。

 

そして、マンツーマンのヨガはとても気持ち良く、満たされた心で75分が終わりました。

 

これからも、仕事に、育児に、睡眠に、読書に、ヨガに・・・1つ1つ、自分の理想とする生き方に近づいていきたいと思った1日でした。

 

2016年4月某日

育児:泣き叫ぶ赤ちゃんをどうやって落ち着かせれば良いのか

もうすぐ生後2ヶ月。

 

泣き叫ぶ赤ちゃんと一緒にいるのは、本当にきついです。眠れないという睡眠不足も辛いですが、赤ちゃんが苦しんでいるのを助けてあげられないという無力感も辛いです。

 

なので、私が育児前は知らなかった「泣き叫ぶ赤ちゃんをどうやって落ち着かせれば良いのか」というポイントについて記載しています。あくまでも、私の体験談ですので、参考まで。

 

・唯一、私が知っていた赤ちゃんを落ち着かせる方法:

赤ちゃんが泣く原因の大半は、お腹が減ったか、排泄物が出たのでオムツを替えて欲しい、です。他にも、暑い、寒い、音が大きい、光がまぶしい、お酒のにおいが辛い、などいろいろあるかと思いますが、泣き叫んだ時は、母乳(orミルク)を飲ませ、オムツを替えて、抱っこをして落ち着かせること、が基本だと思います。私の場合は、ミルクの前に必ずオムツチェックを100%行うようにしていたので、お腹いっぱいになったらすぐに眠ってくれることもけっこうありました。

 

以下は、私が知らなかった赤ちゃんを落ち着かせる方法です。

 

・ゲップを十分にする、できない時は、慌てず抱っこし続ける:

お腹がいっぱいで、オムツもきれいなのに、なぜか赤ちゃんが泣き止まない時に、ゲップが十分ではない時があります。私は、この知識が無かったので、本当に苦労しました。ミルクを飲ませた後、泣き叫び続け、突然、飲んだものを吐き戻す時はゲップが十分ではないケースが多いでです。かといって、ゲップは5分/回が目安でやり続けると赤ちゃんが疲弊してしまいます。新生児は胃の関係でゲップが十分でない時に横向きで寝せると吐き戻しやすくなってしまうので、赤ちゃんが泣き叫んでいても、慌てずに落ち着くまで抱っこを続けてあげれば、ゲップが原因で泣き叫んでいる場合は、徐々に落ち着いてくれる時が多いです。

 

・排泄物が出るのを待つ、出ない時は、慌てず抱っこし続ける:

ようは、赤ちゃんはウ○チやオ○ッコが出ない時に泣き叫び続ける、ということです。これも知識として知らなかったので、本当に苦労しました。この知識が無い時は、何度も何度も泣き叫ぶ赤ちゃんのオムツを確認し、きれいなオムツを見て、絶望していました。いったい何が問題なんだよー!と叫びたくなります。この時もゲップが出ない時と同じですが、慌てずに、泣き叫び続ける赤ちゃんを抱っこし続けていると、オムツを替えるタイミングが必ず来て、落ち着きます。

 

・赤ちゃんの感受性が豊かであることを強烈に認識すること:

ドアを閉めた音、コップを机に置いた音、テレビの光と音、くしゃみの音、部屋の照明の光・・・私たち大人にとっては、不自然でも何とも無い光や音。でも、そのちょっとした光と音が、赤ちゃんを過剰に刺激し興奮させ、泣き叫ぶ材料になります。テレビの音を小さくしているのに泣き止まない時はテレビを消す。自分は寒くなくても、赤ちゃんの手足が冷えていたら暖房をつけてみる。自分が眠くない夜に生活しづらくても電気を暗くしてみる。自宅の興奮材料は、それぞれだと思いますが、感受性が異常に豊かになったことをイメージして、自宅の様子を観察すると、赤ちゃんを興奮させる材料を排除することに成功します。

 

・赤ちゃんは、4拍子が好きみたいです:

本当かどうか分かりませんが、テレビ番組で赤ちゃんは4拍子が好き、というのがあったので、とにかく抱っこしている時には、こだわりました。揺れ方は4拍子、歩く時も4拍子。抱っこしている時は、どんなに泣き叫んでいても、どんなに機嫌が悪くても、ゆっくりとしたテンポで「1、2、3、4。2、2、3、4。3、2、3、4。」と数えながら少しだけ揺れながら抱っこ。これが、効果絶大。お腹いっぱいで、オムツ交換の必要が無い時には、かなりの確率で落ち着かせることができるようになりました。

 

・赤ちゃんは、ドライヤーの音が好きみたいです:

妻が、「ドライヤーの音が好きみたいだよ。ドライヤーの音を聞かせたら落ち着くの。」と言ってきました。また非科学的なことを・・・たまたまだよ、たまたま・・・と思って、インターネットで調べたら、科学的に証明されていました。ドライヤーのゴーという音は、子宮の中で聞こえる音と、同じような音らしく、赤ちゃんはドライヤーの音を聞くと子宮の中にいる感覚になり落ち着くらしいです。試してみたら、効果抜群。妻も私も、風呂から上がったら、ドライヤーを赤ちゃんの近くで行うようにしたら、夜中でもすごく落ち着くようになりました。

 

・抱っこをやめてベッドに寝せる前に自分の気持ちが落ち着くまで深呼吸する:

泣き叫んでいた赤ちゃんが落ち着いて目を閉じて、眠りについたように見える時があります。疲れ果てて、ようやく寝てくれた!と思って、ベッドに置くと、大体、目を覚まし、泣き叫びます。この時の絶望感は半端なく、精神的にもドッと疲れます。で、私のおすすめは、抱っこに疲れて早くベッドに置きたい!と思っている時こそ、抱っこしたまま深呼吸を繰り返す、ということです。感覚的には、「もう置いても大丈夫かな?」と不安が大きい時に抱っこを止めると泣き叫ぶ可能性が高いですが、「もう置いても大丈夫だろう。」と不安が小さい時に抱っこを止めるとそのまま寝てくれる可能性が高いです。抱っこに疲れた時こそ、急がば回れ、の精神で、赤ちゃんが本当に落ち着くまで抱っこしておいた方が、結果的に、ぐっすり眠ってくれることが増えました。

 

・抱っこをやめてベッドに寝せた後にあえてくっついて離れない:

助産師さんに教えてもらったのですが(私が知らなかっただけかもしれませんが)、ベッドに寝せた後に、すぐに離れて布団をかぶせると、人肌の温もりが急になくなり、驚いて目を覚ましてしまうそうです。抱っこを止める時は、ベッドに寝せた後も、しばらくくっついたまま、呼吸をして寝たかどうかをゆっくりと確認して、少しずつ布団をかぶせながら、少しずつ赤ちゃんから離れることを実践することで、抱っこをやめた後も眠り続けてくれることが多くなりました。

 

・泣き止まないことを受け入れる:

最後に。どう頑張っても新生児が泣き止まない時もあります。そんな時、親は本当に絶望的な気分になります。どうにかして、泣き止ませようと、抱っこして揺らしてみたり、歌ってみたり、オムツを点検したり、音楽をかけたり・・・でも、泣き止まない。寝たい、本を読みたい、風呂に入りたい、洗濯物を干さなければいけない、夕食の食器もまだ洗い終わっていない・・・でも、泣き叫んでいる子供を放置するわけにもいかない。苦悩の日々が続いたあと、ある時から、どう頑張っても泣き止まない時には、無理やり泣き止ませることをしないようにしました。深呼吸をして、テレビの音を消し、抱っこしている揺れを止め、体が冷えないように少し厚手のタオルで体を包み、静寂を作りました。無理に泣き止ませるのではなく、気のすむまで泣かせてあげ、なぜ泣いているのかを子供の気持ちになって考え感じ取ろうとしました。そして、一言、「泣いて良いよ、気のすむまで泣いて良いよ。」と。子供の体力は有限。どうしようもない時は、静かな部屋でとことん気のすむまで泣かせてあげて、泣きつかれた後にミルクを上げると、ぐっすり眠ることが多くなりました。ちなみに、子供が泣き止まない理由に、「眠りたいのに眠れなくて泣く」というのがあることは、後で知りました。

 

世の中には、インターネットでいろんな育児の情報があふれていますが、全て私の体験談に基づいて、効果があったもののみを記載しました。全ての赤ちゃんにうまくいくかは分かりませんが、このブログを見た人の育児が少しでもうまくいくようになることを祈っています。

 

2016年4月某日

育児:約1か月半の育児の成果

2016年2月に子供が産まれて、約1か月半が経過した2016年3月末のタイミングで、自分にとって誇らしいことを実現することができました。

 

それは、まだ生後1か月半のタイミングですが、

「妻が、安心して1日に3度の外出する機会を作ることができた。」

ということです。

 

具体的な妻のスケジュールは、

 

・朝:朝食

 

・午前中:授乳⇒銀行⇒授乳

 

・昼:昼食

 

・昼過ぎ:授乳⇒予防接種の説明会⇒授乳

 

・夕方:休憩

 

・夕方~夜:授乳⇒美容院⇒スーパーへの買い出し⇒授乳

 

・夜:夕食

 

です。

 

ミルクを加えるのは夜のみで、日中は原則、母乳のみで育てているため、母乳だけは、代わってあげることができないのですが、妻が安心して私に生後約1か月半の子供を任せ、安心して外出できた、というのは非常に嬉しいことでした。

 

これからも仕事に影響の無い出来る範囲で、妻の育児・家事に協力していきたいと思います。

 

2016年4月某日。

育児:夫が産後の1ヶ月を自宅で過ごす効果的な1日の流れ

育児は、新しく覚えなければならないことがたくさんあります。

育児は、次から次にやらなければならないことがやってきます。

育児は、突発的な対応が次々と起こります。

 

その結果、妻も私もどんどん疲弊していきました。

 

なので、私は、妻も私も睡眠時間を確保でき、突発対応にも対応できるようにするには、どうすれば良いかを考えました。作業工程を分解し、スケジュールを組み替え続け、試行錯誤を重ねました。

 

そして、1ヶ月検診の直前にようやく、効果的な1日の流れをチェックリスト化しました。

 

このリストをiPhoneに登録しこのリストに基づいて行動することで、妻の「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ。」でイライラすることは少なくなり、私の自由時間は増え読書したり音楽を楽しんだりできるようになりました。

 

それが下記です。

 

今の日本社会では、まだまだ少ないと思いますが、男性の育児休暇などで、産後1ヶ月、夫が自宅で過ごす際の参考になれば、と思い私のスケジュール及びチェックリストを公開します。

 

あくまでも、私の場合の例です。

ご参考まで。

 

【産後の1ヶ月を自宅で過ごす夫の効果的な1日の流れ(例)】

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・起床

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・歯を磨く

・顔を洗う

・着替える

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・洗濯物をまわす

・(前日、3度目の洗濯物を風呂場に干したまま寝た場合、取り込みたたむ)

・(2日に1度は、リビングの床以外の埃を取る)

・リビングの床の埃を取る

・夜中に使った哺乳瓶を洗う

・ミルク作りに使うポッドのお湯を入れ替える

・夜中に減った分の空気清浄器の水を入れる

・妻が眠りたい時にすぐ眠るためのベッドメイキング

・洗濯物が出来上がったら干す

・朝食の準備をする

・(バッファ※このタイミングで妻と子供が起床する)

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・朝食を食べる

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・朝食の片づけ

・(バッファ)

・沐浴準備

・沐浴

・沐浴後の片づけ

・昼食の準備

・干した洗濯物が乾いたらたたむ

・(バッファ)

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・昼食を食べる

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・昼食の片づけ

・子供の洗濯物洗い

・昼間に使った哺乳瓶を洗う

・(2日に1度は、寝室の床以外の埃を取る)

・寝室の床の埃を取る

・(必要であれば、ゴミ出す)

・(必要であれば、スーパーに消耗品や食材の買い出し)

・子供の洗濯物が出来上がったら干す

・風呂

・夕食準備

・(バッファ)

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・夕食を食べる

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・夕食片づけ

・干した子供の洗濯物が乾いたらたたむ

・(白ご飯を炊いた場合は、小分けして冷凍する)

・(必要であれば、3回目の洗濯物洗い)

・妻風呂

・(必要であれば、3回目の洗濯物が出来上がったら干す)

・夕方に使った哺乳瓶を洗う

・昼間に減った分の空気清浄器の水を入れ替える

・(バッファ※このタイミングで妻と子供が就寝)

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・就寝

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【前提】

・妻が育児に専念できるように、家事全般は全て私が対応する。

・上記項目に加え、オムツ交換とミルク対応が約7回以上、突発対応として入ってくる。

・無理をせず、自宅の近くに住んでいる妻の両親の力は最大限に借りる。

 

【ポイント】

・妻と子供が起きてくるまでに、朝食の準備を終えること:

1日が始まる前に、1日のやるべきことを終わらせておくことは、非常に気持ちの良い1日を始めることにもつながります。特に、妻が起きた時に、朝食の準備終わっていることは非常に重要です。見たことの無い安堵に満ちた妻の笑顔を見ることができます。

 

・食洗機は機械ではなくパートナー:

食洗機は決して安い買い物ではありませんし、キッチンの場所も取ります。ただし、家事にかける時間が減るだけでなく、洗い物をしなければならないという精神的なストレスから解放されます。更に、副次的な要素ですが、後片付けが面倒くさいから料理をしたくない、と思っていた私みたいな夫が料理をしたい!と思うようになる機会も提供してくれます。食洗機を購入することは、食器を洗ってくれる機械を購入することではなく、夫婦円満な毎日を購入すること、だと思います。

 

・とにかくメモをすること:

オムツを替える時に失敗してシーツやタオル全部を選択しなければならなくなる、沐浴をしているとトイレタイムが始まり緊急対応に慌てる、哺乳瓶のミルクの温度調節がうまくいかず妻に怒られる・・・など、失敗は必ずします。で、育児においては失敗しても良いと思います。大切なのは、失敗したことを繰り返さないように、メモを残し、同じことを言われないようにすることです。育児も仕事と一緒ですね。

 

・バラエティ番組とクラシック番組をテレビで録画しておくこと:

バラエティ番組は、食事中に妻の気分転換のために、クラシック番組は、子供が寝ない時の快眠グッズのために、録画しています。かかる費用は0円で、妻のストレス解消と、子供の安眠に、非常に役立ちます。もちろん、私の好きなNBAの試合の録画をするついでに録画しています。

 

・育児は頑張るのではなく、楽しむこと:

近所のスーパーでスルメイカが半額だったのでバター醤油で炒めてみたらおいしかった、赤ちゃんが眠らない時には自分の好きな歌を1人カラオケして子守唄代わりにしたらいつの間にか眠った、助産師さんに教えてもらった通りに抱っこを練習したらすごく安定した・・・など。育児や家事はやればやるほど上達します。今の私も全然、家事や育児のレベルは低いですが、少なくとも、産前よりはいろいろとできることが増えました。やらなければならないことが多いというスタンスよりも、できることがどんどん増えていくというスタンスで取り組むと、毎日が楽しくなると思います。

 

他にもいろいろとあるのですが、決めた時間までに決めた家事育児タスクをやりきることで、結果的に、妻の笑顔は増え、自分の自由時間は増えるように思います。

 

2016年3月某日